第1章 進撃の巨人 夏祭り
一発で落とされた箱
湧きあがる歓声
あまりの美しさに悶える私
リヴァイさんのっ……射的…!
誰得?
もちろん!
「私とk」
「、手、出せ。」
叫ぶ寸前で止めて頂けて良かったと心底思いながら
手をサッと出す
リヴァイは先程の箱を乗せた
「わ…!ありがとうございます!リヴァイさん!」
「……。」
手の上の立方体を何度も見回しながら
「開けてもいいですか?」
と聞くと
「好きにしろ。」
とそっけない返事が返ってきた
大体照れ隠しだとわかっているから何も言わない
はやる気持ちを抑えながら
ゆっくりと箱を開ける
中をそろーっと覗き込むと
何やら赤い、丸っこいものが見える
わくわく感のままに
その箱を全開にすると
「リンゴかいぃぃぃぃ!」
真っ赤なリンゴが姿を現した
何だ私は
リンゴに呪われてるのかコノヤロー