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永遠に・・・Ⅰ

第3章 転校生



 その時エドワード・カレンの後ろ姿に緊張が走った。ゆっくり振り向いて、なぜか私をにらみつけた。


 (ベラのいい匂いと、私の気に食わない匂いが混ざってたからかな?)


 私はつかの間、むき出しの恐怖に襲われた。原作を知っていても怖かった。


 エドワードは受付係のほうを向いた。


 「それなら、いいんです。」


 ベルベットみたいになめらかな声で早口に話す。


 「無理だってことはわかりました。どうもありがとう。」


 そして私たちを無視して、ドアのむこうへ姿を消した。


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