第6章 調査兵団と第七班のご対面!
天姫「あの、エルヴィンさん。ほとんど立体起動も巨人の事もなにも知らないのにこんなことを言うのはあれなんですけど…この訓練実践には向いてないですよね?」
私はエルヴィンさんとリヴァイさんを交互に見てはっきり言った。
リヴァイ「ほう、そう言うからには理由があるんだろうな?」
エルヴィン「ふむ、確かに実際の巨人を相手にしてないのだから完全な実践ではないよ。
だか、君がそう思った理由を税聞きたいな」
天姫「さっきチラッとしか見てませんがあの巨人を模したカラクリは一定の動きしかしませんよね?ましてや向こうからの攻撃もない。
それにこの森という環境は立体起動を使うのに適した空間なんじゃないですか?
私が見た感想は皆ズバズバと倒してるなと思ったのと同時に壁外での動きが一致しないです。
きっと向こうから襲われるということが頭で分かってても体が着いていかないからではないかと思います。」
私はここまで一息に言って一旦止めた。
天姫「だから襲われることを経験出来ないこの訓練は実践訓練では無いと思います。
私には立体起動装置の動かし方を訓練してるようにしか見えないです。」
私ははっきりとそこまで言い切った。
言ってから若干ズバズバ言い過ぎたなと後悔して2人から視線をスッと明後日の方に向けた。