第5章 憲兵団と調査兵団
私達がこちらに来て数日たったある日、大きな問題が発生していた。
それは、憲兵という兵団の上層部に私達のことを報告しろと命令があったことだ。
まぁ主にエルヴィンが報告した内容が直ぐさま信じられるようなことではなかったからだ。
ぶっちゃけ私達はこの壁の中の人達からしたら不穏分子でしたかない。
しかも、ここの人には一切わからない不思議な技を使う。
そういう理由から私達の身柄をどこで預かるかという問題が浮上した。
そこで、裁判が開かれることになった。議題は私達の預かり先だ。
まあ、主に憲兵か調査兵団かのどちらかだ。
そういうことで今現在、エルヴィンの部屋に集められている。