第1章 不思議な依頼
綱手「全く、お前らは天姫のように静かにできんのか…。
まあいい。お前たちを呼んだのは任務を頼みたいからだ。」
ナルト「おー!久振りだってばよ!!
そんで、どんな任務なんだ?」
綱手「ああ、それなんだかな。ある寺に行って来て欲しい。」
カカシ「…行くだけですか?」
ナルト「えー!!それだけ!!」
綱手「静かにしろ!!
しかし…まあ、そうだな。何もなければそのまま帰ってきてくれ。
ただ、その寺の中からこんな紙切れがいきなり現れたそうでな。」
そう言ってゴソゴソと書類の山から一枚の紙切れを手渡された。
内容は
ー巨人が来る…誰か、こいつらを駆逐…してくれ!ー
と、血で記されていた。
私たちはこの文字からただならないものを感じたが今だに信じることができなかった。
天姫「巨人ってなに?大きな人のこと?」
サクラ「んーでもこれイタズラとかじゃないんですか?」
サスケ「これは一枚だけか?」
綱手「ほぅ、察しがいいな。サスケの言う通り一枚じゃないんだ。
それで、この事に怯えた寺の主人からの依頼だ。
と言うわけだ、お前達行ってこい!」
そう綱手様に言われては断ることもできないので私たちは明日の早朝に木の葉の里を立ち、寺に向かうこととなった。