第11章 壁外調査
ついに壁外遠征当日がやってきた。
私達は出立前にもう一度カカシ先生にこれからの行動について確認していた。
私、カカシ先生、ナルトの3人は壁外遠征に同行し、私達が元の世界に戻る為の手掛かりを探しつつ依頼として巨人を倒すということ。
そして、
サクラ、サスケの2人は壁内にて現在の情勢を調べること。
カカシ「お前らわかってるな?くれぐれも危険な所には手を出すなよ。
特にサスケ、サクラ。お前らは下手に情報を集めて憲兵に足元を掬われないようにな。」
サクラ「先生、それぐらいわかってますって!
もうそんな小さくもないんですから!」
サスケもブスッと面白くなさげな表情をしている。
天姫「まあまあ〜
こっちもがんばってくるからそっちもがんばってねー!
……特にサクラ!いろんな意味で」
最後はコソッとサクラにだけ聞こえるように小さな声で呟いた。
すると、サクラの顔がふわっと薄い赤色に染まっていった。
天姫「おー!赤くなった」
そんなことを言ったらサクラに思いっきり背中を殴られた。
手加減一応してるとは思うけど骨が軋む音が体の中から響いてきて私は冷や汗をかいた。