• テキストサイズ

〜Mint Candy Story〜

第13章 -親友-(高尾和成)


-すみれside-




ぜーったいお兄ちゃんだ…‼︎
もうっ。
お気に入りの…
大事な大事なシャンプーなのに…‼︎



せっかく気持ちよく
お風呂に入ってたのに、
わたしのシャンプーがなかった。
絶対絶対お兄ちゃんだっ‼︎
今日のお兄ちゃんのラッキーアイテム、
わたしが使ってる
フラワーシャンプーだったし…。


急いでお風呂をあがって、身体を拭き、
とりあえずタオルを巻いて、
お兄ちゃんの部屋に直行した。



ガチャ‼︎




「お兄ちゃんっ‼︎
わたしのシャンプー勝手…に…⁈」


「すみれちゃん⁈」


「……和成…さ…ん…⁇」


なんで⁈
ココ…お兄ちゃんの部屋だよね⁇
今日来てたっけ…⁇
あれ⁇お兄ちゃんは…⁇


頭の中にたくさんの疑問がクルクル…


「ヒュ〜♪
すみれちゃん、どしたの⁇
なんかのサービス(笑)⁇」


ニコッとした和成さんが、
ジッとわたしを見つめていた。


「え…⁇」


わたしは視線をおろし、
自分の格好をやっと思い出す。


「きゃぁぁぁぁぁっ‼︎」


バタンッ‼︎



慌てて隣の自分の部屋に戻った。



ど…どぉしよう…
和成さんに…ハダカ…
タオル巻いてるけど…でも…



好きな人にハダカ見られちゃった…



どぉしよう…っ。


/ 550ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp