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〜Mint Candy Story〜
第12章 -兄弟-(宮地裕也)
「裕也くん、だいすきっ‼︎」
そう言うと今度は
すみれから飛びついてきて、
押し倒されるようになってしまった。
けど…
ココ…ベッドだぞ…
こんな抱きつかれたら…
まぁ…こいつ…
わかってねぇだろうけど…
「どぉしたの⁇」
無邪気に甘えてくるすみれが
不思議そうに聞いてきた。
…ピッ‼︎
「いたーい!なんでー⁈」
オレはすみれにデコピンをした。
「なんとなくだよっ‼︎」
…ったく。
人の気も知らねぇで…。
ま、当分お預け…か。
---End---
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