第9章 -安心-(木吉鉄平)*
『元気か?』
あぁぁっ。もうっ。
なんて言えばいいのかわかんねぇ。
つか、なんでこんな気になるんだよ⁈
もういいっ。寝るっ!
オレはそのままスマホを握って
寝てしまった。
ガタンッ…
オレはスマホを落としたことに
気づかずに寝ていた。
「……ん?
あ…火神くんのスマホ…?
今の揺れで落ちたんですね…。
画面付いちゃってます…。」
「篠崎さん宛のメール…?」
「火神くん…昨日からやたら
スマホと格闘してると思ったら、
このメール作ってたんですね。
これだけ作るのに
時間かかりすぎですよね。」
ピピッ♪
オレが目を覚ましたとき、
スマホはオレの手の中にあった。
そのまま地元の駅で解散。
オレも家に帰った。
「うわぁぁぁぁぁぁっ!なんでだ⁈」
まさか黒子によって、
あのメールが送られていたなんて、
オレはまったく気づいてなくて、
家に帰って、
送信済みになっているメールを見て、
オレは1人で叫んでいた。
---End---
→to be continued
→coming soon