第8章 -大凶-(緑間真太郎)*★
…っ⁈あいつ…
やっぱりあの時の奴だったのか。
宮地
「…火神?みつば、なんで…
って、まぁ、同じ学校か。」
宮地は怪訝そうな顔でオレを見た。
みつば
「清志くん?どうしたの?」
宮地
「オレら、今日はここで解散だから
みつばも一緒に帰ろうぜ?」
みつば
「え…?なに言ってるの〜?
お姉ちゃんと
2人きりのほうがいいてしょ?」
宮地
「なんでだよ?つか、埋めるぞ?
お前はオレにとっても大事な
妹みたいなもんだし、いいんだよ。」
火神
「おい…‼︎」
みつば
「…ちょっ。火神っ!」
オレは思わず間に入ろうとしたが、
すぐに篠崎に止められてしまった。
みつば
「ありがと、清志くん。
でも、わたし、
一緒に帰る人いるから。」
宮地
「ん?そうか?さっきのコか?
けど、緑間も戻ってこねぇんだよ。」
みつば
「ううん。かんなじゃないよ。
わたし、火神と帰るの♪」
そう言うなり、
篠崎が腕を組んでギュッとしてきた。
はっ⁈な、何してんだ、こいつ…⁈
宮地
「は⁈おい、ちょっと待て…
まさか、お前ら…⁈」
篠崎はさらにオレの腕に
ギュッとして、
頭をコテンともたれさせた。
…⁉︎
な、なに可愛いことしてきてんだ、
こいつ…⁈
みつば
「うん。付き合ってるの。」
はぁぁぁぁぁぁぁ⁈
---End---
→to be continued
→coming soon