第5章 止められない想い。【裏要素あり】
悠「だな?今度飯でも奢ってやるか」
会話の間も悠は私の髪を優しく撫でてくれてーー
その感触が気持ち良くて私は幸せを感じた。
「うん!そうしようよ♪私から菜奈に言っておくね!」
悠「ん。よろしくな?……あ、汗かいたし、シャワー浴びねぇ?」
「そうだね。汗かいちゃったもんね///」
悠「…それに、花音の体に俺の…付いちゃったしね?」
その言葉に先程までの情事を思いだし顔を赤らめる私を見て、悠はニヤニヤと笑っていた。
「もぅ!悠のえっち///!」
悠「ははっでも、好きな女が目の前にいて、エロくないやつの方がおかしいだろ?」
「~~~っ/////」
返り討ちに合い私は撃沈し、更に顔を赤らめる結果となった。
心臓は壊れそうなくらい激しく鼓動を刻んでいる。
悠「さ、シャワー行こう。…花音?」
「……へ?」
悠の言葉にきょとんとする私。
今、"一緒に"って言わなかったーーー?!?!
悠「体つらいだろ?俺が洗ってあげるよ。」
ーーーーあ、洗ってあげるって////!?!?
「えっやっ…それは……ムリ、です////!!」
悠「は?何で?体つらいんじゃないの?」
いやいやいやいや!!
お風呂場だよ!?明るいし……!?
洗ってあげる、とか恥ずかしくて死んじゃうしっ///
「いや、それとこれとは話が……だ、だって!は、恥ずかしいよ…///」
パニクる私とは反対に冷静な悠は不思議そうな顔をしていた。
悠「え……恥ずかしいとか……今さらじゃね?花音の裸、今までさんざん見てたし……」
「と、とにかく!!無理っですっ!!!」
ーーーその後も断固拒否の姿勢を示したが、
結局私は今、悠にお姫さま抱っこで浴室へと連れられているのだった……
ど、ど、どうしようーーー////?!