第71章 君を幸せにできるのは…〈及川徹〉
私は、一ヶ月ほど前に出来た彼氏とデートとすることになっていて、支度をして部屋を出ようとドアノブに手を伸ばしたとき、
先に幼馴染みの一人の徹入ってきた。
徹「あれ?朱鳥どっか行くの?」
「あ、うん。勇馬くんと映画見る約束してて。っていうか、入るときはノックぐらいしてって前にも…。」
私が言い終わる前に、私は徹にベッドに押し倒された。
そして、今に至る……。
やっぱり何がなんだかわからない。
徹は黙ったままだし、笑ってるようみも見えるけど、どこか怒っているようにも見えた。