第59章 年下男子〈岩泉一〉
岩「あの、今って付き合ってる人もしくは好きな人いるですか?」
「…え?」
思いがけない質問に私が戸惑っていると。
岩「もし、いないのなら俺と付き合ってくれませんか?!!」
いきなりの岩泉くんからの告白。
私は言葉を失った。
嬉しさより今の状況を理解できなかった。
岩「俺、最初に会ったときから気になっていて、ずっと好きだっんです。
年下の…しかも高校生のガキなんかじゃ釣り合わないかもしれないんですけど、少しでいいから考えてくれませんか!?」
必死に話す岩泉くんを見て私は感情を押さえることが出来ず、岩泉くんに抱きついた。