第45章 愛の確認〈岩泉一〉
及「あ、おはよう~岩ちゃん、朱鳥ちゃん!昨日あれからどうしたの~?まぁ、想像つくけどねー。二人の家逆方向だもんね~!?」
及川くんに早速バレれて、恥ずかしくなる。
一「あぁ、そうだ。だから、もう朱鳥に気安く触るんじゃねーぞ!」
そう言って一はいきなり私の襟を引っ張って首もとを三人に見せた。
その瞬間三人の表情が変わったので鞄から鏡を取り出して見てみると赤い点がくっきりと付いていた。
「ちょ!!何これ~!!」
一「何って、俺のものって印。朱鳥が、寝てる間に付けといた。」
「印って…今日体育あるのに……。」
赤い印を触っていると
そんな私と一のやり取りを見て三人がニヤニヤと笑いながら言った。