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【ハイキュー!!】〜もう一つのstory〜

第41章 ドSの大王様 〈及川徹〉


*徹

朱鳥は触れていた手を離して顔を横向いた。


カバンから
ピアッサーを取り出して朱鳥の
耳たぶに当てた。

徹「じゃあ開けるよ?」

そう言うと
朱鳥は小さく頷いて目をつぶった。



「いたっ…!!」

ボタンを押したらバチンという音と共に
朱鳥が声をあげた。

徹「あぁゴメンね?やっぱちょっと痛かったね?」

「うぅ……。」

少し涙を浮かばせて耳を触ろうとしたから
俺は朱鳥の手を掴んだ止めた。

徹「触っちゃダメだよ。血付いちゃうから。俺が舐めてあげるよ。」

俺は朱鳥の少し血が出ている耳を
くわえた。

「ひゃあ?!」

ビックリしてなのか、それとも
穴を開けたとこがしみて痛くてなのか
朱鳥はまた声を出した。

徹「これで少しは止まったかな?」

少したって耳から口を離して
朱鳥を見た。

「先輩の嘘つき。痛かったですよ……。」

半泣き状態の朱鳥も可愛くて
そそる。


徹「ごめんごめん。」

そんな朱鳥をギュッと抱き締めると
朱鳥の方も俺の背中に腕を回して制服を掴んだ。





徹「じゃあ、もう片方もあげるよ?」

耳元でそう告げると
俺の腕の中にいた朱鳥が
ビクッとして顔をあげた。

「え?まだ開けるんですか!?」



徹「だってピアス2つあるからね?」


「えぇ〜〜。」



本当朱鳥って可愛いな。
次は何しようかな?




-ドSの大王様-
END
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