第41章 ドSの大王様 〈及川徹〉
*徹
岩「お前さ、最近黒羽のこと
いじり過ぎじゃねぇか?もう少し優しくしてやれよ。」
部活が終わって部室で着替えていたときだった。
岩ちゃんがそんなことを言ってきた。
徹「えー?岩ちゃんそれ嫉妬?」
岩「あぁ?!」
徹「ちょウソウソ!そんな睨まないでよ!」
すごい顔で俺を睨んできた。
本当冗談が通じないだから…。
徹「いや~朱鳥って小さいし、コロコロ表情とか変わってめっちゃ可愛いんだよね〜〜!だからついイジワルしたくなるんだよねー!」
それを聞いていた松つんかボソッと言った。
松「ドSかよ。」
「いや~それほどでもないよ!」
松「褒めてねーよ!」
徹「あれ?マッキー、ピアス穴開けたんだ!」
ふと、
松つんの隣にいたマッキーを見ると
部活中は気づかなかったけど
耳にピアスの穴を開けていた。
花「あ?あぁ、ちょっと遊び半分だけどな。」
徹「フーン。」
そのときは
あんまり考えなかったけど
あとになって
(あ、いいこと思い付いた♪)
ってひらめいた。