第34章 寝起き 〈国見英〉
屋上に着くと
柔らかい日差しと爽やかな風が吹いていた。
温度も丁度よく確かに寝るにはいいかもしれない。
英を探すと網状の策のところで寝ていた。
「英、お昼食べないの?」
英「ん……あ、なんだ朱鳥か。
さっきもう食べたから…。ちょっと寝るから起こさないで…。」
手元を見ると塩キャラメルのクロワッサンの袋とコーヒー牛乳があった。
「そう、わっかた。じゃあ時間になったら起こすからね?」
英「……。」
英は私の言葉に返事もせずに
寝てしまった。
で、また教室に戻るのもめんどくさいから英の隣に座って昼食にした。