第33章 年上カノジョ 〈灰羽リエーフ〉
翌日。
放課後の部活の休憩のとき
俺は1人ノートに記録している黒羽に話しかけた。
黒「なぁ…黒羽」
「…何?」
黒「お前リエーフと付き合ってるんだよな。」
「うん。そうだけど?それが何?」
黒「いや…黒羽付き合うって意味わかってるよな?」
「……黒尾……私のことバカにしてる?」
ずっとノートを見ていた黒羽の顔がこっちを見た。
黒「いや……してねぇーけど…。本当にリエーフが好きで付き合ってるんだよな?」
「はぁ…もう、なんなの?
好きでもない人と付き合わないよ?好きじゃなかったら告られたときにフッてる。」
黒「…お…おうそうだよな…。」
黒羽少しキレながら言った。
いやつーか
普通に"好き"だとかハッキリいう黒羽に少し驚いた。