第27章 今はまだ…… <二口堅治>
*朱鳥
「…………あ………いけない…寝てた…。
早く続きを………。」
目を擦り前を向くと
まだ大分あった準備のものがほとんど終わっていた。
*堅治
「なっ何してんの!?」
堅「あ、起きた?はよー!
ちなみに答えると手伝い。もう終わるから。
ったくお前は1人でやり過ぎなんだよ。」
「い…いいわよこんなこと…!
他のクラスなのに。」
手伝ってるのに怒っている朱鳥。
俺はそれを聞きながら最後の飾りつけの花を作り終える。
堅「まーまーそういうなって
いいじゃん俺が俺の時間を好きに使ってやってるんだし。
だから貸し借りも無しな。
お礼もいいからな。」
と……ここで気づいた。
堅(……あ
こういうことするから
回りからああいう風に見られるのか。
俺としては嬉しいけど
朱鳥からする迷惑になるのか?)