第25章 別にシスコンじゃねーよ 〈黒尾〉
「は?付き合ってる?好きな奴?
何言ってんの?」
朱鳥から黒いオーラと笑顔が消えて首をかしげた。
兄「あ?だからその木村とか言う男子と…。」
俺が木村を指差して言うと
「アハ!!何言ってんの!?私が葵先輩と付き合ってる?んなわけないじゃん!!」
朱鳥はバカにしたように笑い出した。
[え!?]
その反応に俺だけじゃなく夜久達全員が声を出して言った。
「葵先輩はバスケ部の先輩で今日はちょっと買い物があったから付き合って貰ってただけだよ!!
って言うか葵先輩美人な彼女いるし〜!!」
木「あ〜どうも木村葵って言います。
って言うか朱鳥ちゃん、俺に彼女いることあんま言わないでくれる?」
朱鳥が説明と木村の紹介を終えると木村が話し出した。
夜「でもあんな仲良さそうに…」
「男友達みたいなんで仲いいに決まってますよ。」
山「でもさっきプレゼント渡してたよな!!」
「あれは今日付き合ってくれたお礼ですって!!」
海「って言うことは勘違い?ってことか?」
「まぁそうでしょうね。」
朱鳥はいろんな質問に淡々と答える。
研「……ま…そんなことだろうと思ってたけど…。」
研磨はそういうと軽くため息をした。