第17章 ON・OFF少女〈月島蛍〉
しばらくして…
「あ…そろそろ帰らないと…。」
時計を見て朱鳥が僕から離れた。
朱鳥は帰る支度を始めた。
改めて朱鳥の格好を見て
蛍「……でも、さすがにその格好はどうかと思うんだけど…」
「だっ…だって〜髪下ろしてるの暑いし、制服は動きにくいし…。」
朱鳥はめんどくそうに答える。
蛍「そんなんだといつか襲うよ?」
冗談半分で言ったつもりだった。なのに
「…いいよ別に!!蛍なら!!」
て朱鳥は笑った。
そういうことを平気でいう。
本当…朱鳥といると調子狂う…。
だれどそんなところも含めて欲しい朱鳥が好きなんだと思った。
-ON・OFF少女-
END