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【ハイキュー!!】〜もう一つのstory〜
第11章 本当は優しい君だから 〈影山飛雄〉
次の日――。
今日は朝練がないから
いつもより少し遅く家を出た。
親に悟られないようにいつものように蛍ちゃんと一緒に。
だけど
その日
飛雄くんはいなかった。
朝練があっても無くても飛雄くんは毎日私たちを待っているかのように自分の家の前にいるのに
今日はいなかった。
昨日のことを気にしているのだと思った。
蛍ちゃんとも気まづくてほとんど話さなかった。
こんな日は今までなかった。
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