第6章 監禁物語
ガチャ・・・
部屋に一つしかないドアが開く。それは、この部屋の主が帰ってきたということだ。
ぐったりした体の顔だけを動かし、ドアの方を向く。
総「おとなしくしてたか?レイ」
黒い笑み。その言葉がピッタリな顔。悪魔の笑みでもいいかもしれない。
「う・・あ・・そう・・・ごぉ・・・」
涙目になりながら男の名前を呼ぶ。しかし・・・
パアン・・・
部屋に響く鈍い音。
総「ご主人様って呼べって言ったよな?」
私に帰ってきたのは、手加減なしの平手打ち。
ジンジンと痛むが、我慢する。
「ご・・・ご主人様ぁ・・」
もう限界だ・・・。早く行かせて・・・。
総「いい子だレイ。じゃあどうしてほしいかしっかりいいな。」
優しく頭を撫でながら聞く。
しかし、さっきまで私の中で暴れまわっていたバイブ。
今は、止まっていたが、また電源をオンにされる。
ヴヴヴヴ・・・
「アア・・アッ・・・やらぁ・・!!」
総「ほら早く言えよ。もう限界なんだろ?」
グチャ・・グチュ・・・
「う・・アッ・・・いっ・・かい・・・とめ・・・」
総「言わないんならここで全部だしな」