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イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】

第14章 本心 ※R18


ユーリは律動を緩める事ないまま
サラに抱き付き
耳元に唇を寄せると
囁いた。


「サラ様…好き
大好き
本当に大好きだよ」


これまで伝える事が出来なかった分
全てを伝えるかのように
ユーリは甘く囁きを繰り返す。


背中がぞくぞくと粟立ち
その声だけで
サラは達してしまいそうだった。


これ以上ない幸福感を
なんとか伝えたくて
サラは纏められたままの手を
ユーリの首に回し


「ユーリっ…ユーリっ……」
(私も大好きだよ)


サラは愛しい人の名前を
ただ呼び続けた。


名前を呼ぶ声に答えるように
ユーリは更に激しく律動を繰り返す。


「あっ…ユーリっ…もう…ああっ」


「サラ様っ、
んっ、好きだよっ、
はぁっ、一緒に…っ………!!!」


サラの身体がガクガクを震え
絶頂に達したのを見届けると
ユーリは自身を引き抜き
サラの上に自らの欲を吐き出した。


静寂の部屋に
サラとユーリの吐息だけが
木霊した。
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