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イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】

第32章 【禁断の果実】~第9章 秘する~


『んっ……』


淡く、啄むように
何度も角度を変えて口付ける。


『んっ……んっ……』


耐えるようにしながらも
乱れてくるサラの吐息。


(かわいい…
もっと…………)


ユーリは衝動のまま
舌でサラの唇を割り
キスを深めた。


『ん……はぁ、ユー……やめ……んっ…』


頬を染めて、
恥じらうように抵抗するサラが
可愛くて可愛くて。


ユーリは溶かすように甘く、口内を弄った。


求めたサラの舌は逃げ惑い、
ユーリの嗜虐心に火を付ける。


(ああ……本当にかわいい。

逃がさない…)


ユーリが舌を見つけて絡め捕ると
サラの身体から力が抜けたのが分かる。


ユーリはサラの首筋にキスを落とすと
そのまま全身を愛し始めた。


(あったかい…)


冷えていた身体が優しい温もりに融けて行く。


恥じらう様に抵抗していたサラだが、
やがて、何かを諦めたように
抵抗をやめた。


ユーリは嬉しそうに微笑むと
華奢なサラの身体を抱きしめた。






【禁断の果実】
~第9章 秘する~
End
2016年8月13日



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