イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】
第4章 放心
肩で息をしながら、
サラはぐったりとしていた。
「イク時の声、
聞かせて下さいませんでしたね。
かまいませんよ、
まだまだ時間はたっぷりありますから」
「しかし、そろそろ私も楽しませて頂きたい」
侯爵はサラの股の間に割り入り、
ベルトに手をかけた。
「このままいきなり、
貴方の中に私のものを入れたら
どうなるでしょうね?」
ぐったりとしたサラには、
もはや抵抗する気力も残っていなかった。
(ああ…こんなことなら、
もっと早くに打ち明けておくんだったな…
………ユーリ…)
ぼんやりとそんな事を考えながら
思わず、愛しい人の名を心の中で呟いた……
次の瞬間
バン!!!!!
大きな音と共に、
部屋の扉が勢い良く開いた。