イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】
第28章 【禁断の果実】~第5章 戯れる~※R18
[ユーリの瞳……いつもと違う
……怖いっ]
後ずさるサラを
ユーリはどんどん追詰めていく。
気付けば
サラは空いていた窓から
バルコニーまで出てしまっていた。
ユーリはバルコニーの端まで追詰めると
手すりに両手をついて
逃げられないようにサラを囲った。
「ひどいなぁ
そんな目で見ないでよ」
『……っ、離してっ
ひどいよ、
私、本気でユーリの事、すき……』
サラの言葉を止めるように
ユーリがサラの唇を奪った。
『ん…』
(サラ様、それ以上言わないで)
「声、我慢した方がいいと思うよ。
ここ、バルコニーだし
外にいる誰かに聞こえちゃうかも」
『な……に…?』
ユーリは
サラのワンピースの肩口に手をかけると
破かんばかりの勢いで
一気にずり下ろした。
サラの白い双丘が
空気と
ユーリの目の前に晒される。
『きゃっ、やだっ///』
思わず手で隠そうとする。
が
ユーリのしなやかな腕が
それを許すはずもなく。
片手で簡単に
後ろに纏められてしまった。
恥ずかしさと
混乱で
真っ赤になるサラ。
ユーリは意地悪そうにくすりと笑う。
「大丈夫だよ。
もう日も落ちたし
誰にも見られないよ。
俺以外はね」
ちゅっ
水音を立てて
サラの柔らかいそこに
唇を這わせた。