第24章 【禁断の果実】～第１章　夢見る ～※R18

すると
その人の肩が
ぴくりと揺れて
律動を止めたかと思うと


そっと
私に口づけを落とした。


そして
にっこり微笑むと


｢愛してる｣


そう言って
再び
激しく突き上げ始める。


『あああっ……』


泣いていたように思ったのに
勘違いだったのかな？


その
美しく
眩しすぎる笑顔に
私は目を
心を奪われてしまって


その人と視線を絡ませながら


｢ああっ…サラ様…もう…俺…俺っ…｣


『ん……私もっ』


その人に追い詰められて
背中を下から上へ駆け上がるような
甘い痺れに支配されて
私は絶頂に達した。


と同時に
その人は
腰を引いて
私のお腹の上に
白い欲を吐き出した…