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イケメン王宮◆ユーリ×プリンセスの物語【R18あり】

第22章 番外編 ~薔薇の部屋②~ ※R18


「はい、ストップ。
そこまでだよ、サラ」


ユーリは
言葉でサラを制すると
悪戯っぽく笑った。


「え?」

驚きに目を丸くして
サラは、ユーリの滾るソコから唇を離した。


ユーリはいつの間にかギャグボールの紐を
簡単に解いている。
ふっと上体を起し、
手を縛っていた紅い紐も
端を歯でクッと咬んで
あっという間に解いてしまった。


「あ、紐…」


「上手に縛れていたけどね。
俺、ゼノ様の側近だったし、
それなりの訓練は受けてるから」


「じゃあ、最初から…?」


「さぁ、どうかな?」


ユーリはくすくす笑う。


「ありがとう、サラ。
とっても気持ちよかったよ」


ユーリがちゅっと音を立てて
頬にキスを贈ると、
呆気に取られていたサラが
はっとして、嬉しそうに頬を染めて答える。


「本当に?」


「うん。でもね
やりたい放題やってくれちゃって。
どうなるか分かってるの?」


「えっ?」


「攻められるより、
攻める方が得意なんだよね。
俺も男だし」


「それは…」
(知ってるよ…///)


「それに、
いくら俺の為だからって
他の男に
こんな事、協力してもらったりして…
ちょっと許せないなぁ」


「えっ、そんなつもりは…」


「お仕置きだよ、サラ」


ユーリは口元を妖しく緩ませながら
琥珀色の瞳の奥を
獰猛に光らせると
少し乱暴に
戸惑うサラを押し倒した。




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