第21章 番外編　～薔薇の部屋①～　※R18

(………っ、サラっ///)


ユーリ自身が
サラの中に飲み込まれていく。
サラの口はとても小さくて
中はとても狭くて……
きつくて……
………気持ちが良かった。


じゅぶじゅぶと音を立てながら
初めてなりに
精一杯、自分を愛してくれているサラ。


そのなんとも言えない幸福感だけで
ユーリはちょっぴり達してしまいそうになる。


(サラっ、そんなにされたら…)
｢んん…ん……｣



ユーリの整った顔が快楽に歪む。
頬を火照らせて
プラチナブロンドの髪が乱れ
滲んだ汗で
少し額に張り付いて。
熱く吐息を溢しながら
琥珀の瞳を虚ろに揺らして
誘うようにサラを見た。


ユーリの視線に気づいたサラは

(ユーリ、こんな顔するなんて…
色っぽすぎるよ…///
なんだか私まで、変な気分に///)

少し苦しそうに眉を寄せて
懸命にユーリ自身を愛しながら
ユーリの表情を伺う。



サラのその様子が
ユーリの男の本能に、
支配欲に火を付ける。


(ああ………愛し過ぎる…
もうダメだ…)


ユーリはふっと笑って


｢はい、ストップ。
そこまでだよ、サラ｣


言葉でサラを制すると
悪戯っぽく笑った。