第5章 此に病める者あり
急な暗転で、何も見えない…
勝呂君
「なんや⁉︎」
しえみちゃん
「ふわぁ!」
志摩君
「あだっ、ちょ…何処…」
僕
「何で電気が…」
ゴッ
奥村君
「いってぇ!囀石が足に!」
僕
「え、大丈夫?奥む…わっ⁉︎」
誰かとぶつかってしまい、僕は背中から床に倒れてしまった。
いや、正座してた状態からだから、そんな痛くないけど…何か苦しい…!
志摩君が携帯を開いたみたいで、辺りが少し明るくなった。
しえみちゃんが、泣きながら勝呂君にしがみついていて…勝呂君が、それに困った様に赤面してる。
何故か神木さんが三輪君を足蹴にしてて、三輪君の眼鏡がずれてる。
山田君と宝君は、さっさと隅に移動してたみたい。
僕はと言えば…