第4章 友千鳥
自販機でジュースを買った僕は、元の部屋に向かって歩いている。
奥村君
「お、玻璃」
その途中で、奥村君に会った。
僕
「頭冷えた?パンクしなかった?」
奥村君
「ムッ)してねーよ!」
浴場前に差しかかると、そこには何故か杜山さんが立ち尽くしていた。
奥村君
「しえみ、何やってんだ」
杜山さん
「………なんでもない…フルーツ牛乳買って来なきゃ…!」
奥村君
「おい!」
駆け出した杜山さんを、奥村君が腕を掴んで止める。
杜山さん
「な、なに…?」
奥村君
「お前…それやめろ!」
杜山さん
「それって?」
奥村君
「だから、パ…使いっ走りみてーのだよ!変だろ‼︎」
あ、直球で言った。