第4章 友千鳥
杜山さん
「うわああ、えへへ…!」
緑男は、基本的に大人しく人懐っこい悪魔だ。
杜山さん
「(話しかけるチャンス!)ねえ、神木さん…」
神木さん
「⁉︎」
杜山さん
「わ、わわ、私も使い魔出せたよ!」
神木さん
「…………!…へぇ〜、スッゴーイ!ビックリするくらい小さくて、豆粒みたいでカワイ〜!」
杜山さん
「!!!////あ、ありがと!」
今の皮肉だよね…杜山さんは、気付いてない?
ネイガウス先生
「まだ試してないのは…玻璃碧だけだな」
あ、忘れてた。
僕は、左手の親指を噛み切り、略図に血を付けた。
僕
「“水と氷の香いを纏いて、我が傍に現れよ”」
出なかったら恥ずかしいけど…
シュルル ポン