第4章 友千鳥
三輪君
「祓魔師に必要な技術の資格の事で…騎士(ナイト)・竜騎士(ドラグーン)・手騎士(テイマー)・詠唱騎士(アリア)・医工騎士(ドクター)の五種類あるんです。
どれか一つでも〝称号(マイスター)〟を取得すれば、祓魔師になれるんですよ。あと、〝称号〟によって、戦い方全然ちごぉてくるんですよ」
おー、丁寧な説明だ。
奥村君
「なんとなく解った!ありがとな、こねこまる。優しいぜ」
三輪君
「いいえー」
奥村君
「お前は何取るの?」
勝呂君
「何シレッと馴染んどるんやオイ!」
僕
「そこ怒るとこ?」
別に良いじゃん。
三輪君
「僕と志摩さんは、〝詠唱騎士〟目指すんやよ。詠唱騎士言うのは、聖書や経典やらを唱えて戦う称号」
へぇー、2人は詠唱騎士か…
志摩君
「坊は、詠唱騎士と竜騎士二つも取るて、また気張ってはるけどなーー」
奥村君
「へーー、さすが坊!」
勝呂君
「勝呂や!なん気安く坊言うてん、許さへんぞ‼︎」
三輪君
「そーいや…奥村先生も、医工騎士と竜騎士二つ取ってはるよ?」
奥村君
「ふーん…あいつスゲーな」