第3章 祟り寺の仔
〜玻璃碧 side〜
僕
「煩い!!!」
奥村君/勝呂君
「!」
僕は、競技場に降りて2人に怒鳴りつけた。
僕
「いい加減に、他人の迷惑考えろ馬鹿共‼︎」
勝呂君
(ばっ⁉︎)
奥村君
(怖っ!般若!)
僕
「自分から危険に突っ込むとか、本当に馬鹿か‼︎阿保か!」
勝呂君
「な……手前には関係ないやろ!」
僕
「なら、誰も居ないとこで争えよ‼︎」
なにが関係ないだ、こちとら既に迷惑かけられてるのに…
僕
「奥村君も!蝦蟇に簡単に噛み付かれるな‼︎その前に勝呂君を止めれば済んだ事だろ‼︎」
蝦蟇は肉食だって理解してんのか⁉︎
奥村君
「お、おう…⁉︎悪ぃ…」
僕
「大体、言い争いの内容も下らな過ぎる」