第3章 祟り寺の仔
〜玻璃碧 side〜
勝呂君
「俺はな、祓魔師の資格得る為に、“本気で”塾に勉強しに来たんや‼︎」
テストの点数を有り得ないと言われて、勝呂君がキレた。
勝呂君
「塾に居んのは、皆真面目に祓魔師目指してはる人だけや。お前みたいな意識の低い奴、目障りやから早よ出て行け‼︎」
奥村君
(え…スゲー真面だ…コイツ…)
出て行けは言い過ぎじゃないかな…
奥村君
「な…何の権限があって言ってんだ、このトサカ!俺だって、これでも一応目指してんだよ!」
勝呂君
「お前が授業真面に受けとるとこ、見た事無いし!いっっつも寝とるやんか‼︎」
そこへ、志摩君と三輪君が、勝呂君を抑えに入った。
奥村君
「お、俺は実戦派なんだ!体動かさないで覚えんの、苦手なんだよ!」
奥村先生
「うんうん、正論だ」
奥村先生が、奥村君を抑えに入った。
奥村先生
「…どんどん言ってやって下さいね」
奥村君
「だあッーーー!触んなバカ‼︎お前どっちの味方だ‼︎」
奥村先生
「さて、どっちでしょうか…」