第5章 *主将・笠松幸男*
*黄瀬side*
同じ部活ってのは嬉しいんスけど……男しか居ないっスからねー。
最初が肝心っスわ。
っちはオレのって見せ付けておかないと…!!
「っちこっちっス!」(ぐいっ
「えぇっ?!な、何で肩抱くの…?!」
「先輩達、どーもーっス!!」
「ねぇっ…!黄瀬くん!」
「だってっちはオレのなんスよ?バッチリ周りに教えとかないと!」(ドヤ
「ちっ、違うよ!!」
「酷っっっ!!全力否定っスわ……」(泣
もう涙止まらないっス……。
けどだからこそ燃える!!
今までは何もしなくても手に入ってたけど。
こんなに燃える恋は初めてなんスよー?
絶対振り向かせてやるっスからね!!