第4章 ＊モデル・黄瀬涼太＊

＊さんside＊


「ホントにごめんっち、元気出して…！」

「う、うん…。大丈夫…」

「まあ……フラれまくってるのにキスはないっスよね」


そうだよ。私まだ誰ともした事ないんだからね…？


いつか……いつか本当に大好きになった人としたいの……。


それは黄瀬くんもでしょ…？

わ、私を好きなのは十分わかってるけど……どうして私なの…？


「ねぇ黄瀬くん……」

「ん？なんスか？」

「黄瀬くんはどうして私なの…？あんなにモテるのにどうして……」

「決まってるじゃないっスか」

「え…？」

「いくらオレがモテようとそんなのどうでもいいんス」

「どうでもいい…？」

「オレはっちじゃなきゃ嫌なんスよ。可愛いじゃないっスか！！」←

「それだけ…？」

「語りきれないっスよ、っちの何処が好きかなんて！！」



とか言って……この後散々聞かされました。(汗