第4章 *モデル・黄瀬涼太*
*モデル・黄瀬涼太*
黄瀬side
「いやー本当に楽しみっスわ!高校での3年間っ!」
っちの入部届けを出し終わって、今オレ達は一緒に帰ってる。
あ、オレは届け出さなくていいんスよ。バスケで引き抜かれたようなもんだから。
けどやっぱりっちはマネージャーなんスね!嬉しいっス!
もし「違うのやる」なんて言われたら泣いてたっスわ。
「何で…?」
「そりゃあっちと一緒だからに決まってるじゃないっスか!」
「そ、そっか」
「あっ!そうだ!これから毎日朝迎えに行ってあげるっス!」
「え?!や、やめてよそれは…!」
「いいじゃないっスか!ねっ!」
「ねっ!って言われてもダメだよ…!」
「えー、どうしてもなんスか?」
「うん…!」
「トホホ……」(泣