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進学校の落ちこぼれ女子

第5章 あたりまえ


「気持ちよかった…? 可愛い」

彼が私の唇に吸いつく。舌が私の口の中に触れる。

何これ…? 口の中…超気持ちよくなってる…?

脳が…ふわふわして…とろけそう…

「んっ…んんっ…はぁっ…はぁ…」

彼の指がまた割れ目を探る。

彼の指がぎゅって中に入る…。

「あっ…!」

わ…何これ…? え…? あ…ああ…

「ちょっ…だめっ! だめっ…」

全身にすごい…よくわかんない刺激が響いて…身体がガクガク震える…。

「痛い?」

「痛くないけどっ! 痛くないけどっ…無理っ…」

「だんだん気持ちよくなるから…ちょっとガマンして?」

彼がさらに指を奥に入れてゆっくり動かす。

「あっ…ああっ…! 無理っ…無理だよぉ…やめてぇ…」

急に涙があふれて涙声になってきた。

彼がバッと顔を上げて私の顔を見る。

「泣いちゃった!? ごめん! もうしない…ごめんね…」

「うえーん…」

彼が私をギュッと抱きしめてよしよししてくれた。

別に泣くほど嫌だったわけじゃないけど、甘やかされると嬉しいのか涙がどんどん出てきちゃう。

「ごめんね…」

彼が私の頭をなでなでして謝る。

「ううん…」

彼が私の唇にチュッとキスする。

うれしい…

「気持ちよかった…」

私は彼の顔を見て言う。

「うんうん。またしようね」

もう一度、彼は私にキスした。
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