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〜虹村 修造のお話〜

第2章 -再会-


あっとゆうまに、
そのままベンチに座らされ、
手当を受けることになってしまった。



「ひかりさん、大丈夫っすよ?」


「だーめっ‼︎大丈夫と思っても
ちゃんとケアしないと。
それに、ちょうどさつきちゃんに
お手本見せられるしね(笑)」


「虹村さん、ナイスタイミングです♪」



ひかりさんの後ろには、
いつのまにか桃井がいた。


はぁ…


久しぶりに手当てしてもらえるのは
ちょっとラッキーな気もするけど…


なんだかなぁ…



「まず、こう持ってスプレーして…」


俺を実験台?に、
手当を始めるひかりさん。


相変わらず手際がいい。
ひかりさんは俺の下にしゃがんで…




しゃがんで…?!





俺の視線の先には
制服姿でしゃがんで
手当をしてくれてるひかりさんが…


昔はジャージだったわけで…


今は…



制服の短めのスカートから覗く
色白の太ももが…
ガリガリじゃなくて
太いわけでもなく
適度に肉付きよくて…
つか、パンチラしそうじゃ…⁈


やべっ…


俺、何考えてるんだ?
桃井もいるのに…


邪念を振り払おうと、
視線を少し上にあげると…



……⁈⁈




こっちのがやべ〜っ‼︎


ブラウスの胸元…谷間…見えそう…



桃井だってまぁ…それなりだけど、
年下だしなぁ。



オレはひかりさんのほうが好みなわけで…



「虹村くん?終わったよ?」


「…?!あぁ?…ハイ。」


あ〜も〜俺今日ダメだわ…


「なに、その返事〜?
どうしたの、キャプテン?
ちゃんと集中しなさい(笑)」



とりあえず、俺の邪念には
気づかれなかった…と信じよう…



「ありがとうございます。」





いつも以上に疲れたが、
どうにか今日の練習を終えた。


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