• テキストサイズ

〜虹村 修造のお話〜

第9章 -レモン-


最初の休憩…


フットワーク3セットしたあとに
通常メニューもこなした青峰は、
誰よりも早く駆け出し、
ちゃっかりひかりさんから、
スポドリを受け取って
ガブガブ飲んでいた。


「お疲れさま♪」


桃井に何やら教えながら、
練習を見ていたひかりさんは、
クスクス笑いながら、青峰を眺めていた。



「頑張った青峰くんには、
これもあげようかなー。」


ひかりさんは、自分のバッグから、
小さなタッパーを取り出した。


「あっ♪
レモンのはちみつ漬けじゃん♪」


青峰は嬉しそうに頬張っている。


「ちょっとしか作れなかったんだけど、
よかったら、皆もどうぞ♪
足りるかなぁ?」


「あ、峰ちんだけずるーい。
ひかりちん、やっぱり
差し入れあるんじゃーん。」


他のヤツらも一斉にひかりさんの
レモンのはちみつ漬けに群がった…





群がりやがった……





から、






タッパーがオレのトコに来た時には、
もう何も残ってなかった。





あいつら、全員…





シメるっ‼︎




/ 336ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp