第2章 Prologue
私のありえないほど生意気で・・・。
なんだかんだで可愛かった弟分たちは
もう、どこにもいない・・・。
全中の決勝のとき、久しぶりにみんなの試合を楽しみに
アメリカから帰ってきたのに
バラバラの個人プレーの戦い方・・・。
テツヤが、泣いてたのを見つけてわかったんだ・・・。
二度とあの頃に戻れないって・・・。
すごいショックだった、悲しかった
私が途中でアメリカに行ったせいか?
みんなは、まだまだ子供だった
相手がいないからって、あんなこと・・・
その時、心から怒りを感じた
そして、テツヤから誠凛高校に行くと聞いた
その時、私はテツヤの力になると決めた。
私のすべてを持って、キセキの世代を倒すための・・・。
力になると・・・。