第1章 ごほーびはキミで【月島 蛍】
テスト明けの放課後って、誰もが開放的な気分になる
んだけど、私の心臓は開放的どころか熱狂的……
月島
「で、ごほーびは決めたの?
変なものとか買わせないでよ」
葵
「なんでも、いいの?」
月島
「変なもの以外」
葵
「じゃ、じゃあさ、///
頭………撫でてくれない…かな///?」
月島
「そんなのでいいの?」
葵
「それがいい///」
月島
「じゃあ」ナデナデ
優しく頭を撫でられる
凄く落ち着く
月島
「もう、無理」
葵
「えっ、わっ!?」
グイッと強引に腕を引かれて……
ちゅっとリップ音をさせて彼は私にキスをした