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【ハイキュー!!】夢の続き番外編☆

第29章 たまには本気で【国見 英】R指定



「えっ、ちょっ、まだ来たばっかしなのにっ………」


わずかな抵抗もものともせず、私をズルズル引きずっていく国見ちゃん

何言っても聞いてくれそうにないので、そのまま従う事にした



つまり、ズルズルおとなしく引きずられていくことにした

歩くより、楽かもしれない←





引きずられてきた場所は体育館裏


ピタリと止まった国見ちゃんが振りむく



ーダンッー

いきなり壁に押し付けられる



「っ!」



そろりと彼の顔を伺うと、何とも冷徹な目で私を見下ろしていた


恐怖を覚えて自然と顔が強張る


国見
「影山好きになったの?」


低く、低く


告げられる



「ちっ……違うよ

そんなこと………ないよ」


顔の両サイド手をつかれて逃げ場はない


目を合わせるのも怖い


国見
「じゃあさ、俺のことはどうなの?

会って早々カレシ放置して影山のところいったくせに」



確かにそうだ、と思った



「ーごめん国見ちゃん………」


国見
「ダメ

ちゃんと反省してるか、確かめないとね

そもそもいい加減"国見ちゃん"て呼ばないでよ」


そう言いながら、ついていた手を肘にかえる

両腕とも肘を壁について、距離がぐっと縮まる


あまりの近距離に、言葉が出ない


国見
「ほら、言いなよ」


「あ………英……///


言ったよ///これで許し「ちゃんと目を見て言ってよ」


近づく距離


私が"英"と目を見て呼んだ時には、口は塞がられていた





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