第20章 華火【菅原 孝支】
―次の日―
浴衣を身にまとい、待ち合わせの学校へ向かう
重いため息を混じらせながら
(花火くらいは、2人で見たかったな……
そういえば、まだデート行けてないかも
お互い、予定合わないんだよなぁ……)
学校に着く
田中&西谷
「おお………!!」(キラキラ
葵
「? 何??」
田中&西谷
「浴衣だ!」
葵
「浴衣ですが………」
田中
「以外に似合うもんだな」
西谷
「新鮮だよな!浴衣ってだけで!!」
葵
「以外とか、だけとか、余計なんじゃない?」ムー
田中
「あ!大地さーん!!スガさーん!!」
私の後方に目をやり、ぶんぶん手を降っている目の前の田中
菅原
「おー!」ニコニコ
大地さんと2人でやって来たスガさん
そういえば、皆気合い入ってる
だって、袴だし
葵
(スガさん、袴だ////)
いつもと違って、ドキドキする