第20章 華火【菅原 孝支】
葵
「スガさーん!!」
菅原
「ん?どした?」
私は、菅原さんの所に駆け寄っていく
私達は、付き合ってまだ間もない
でも、これから沢山思い出を作るのだ!!
部活中は、普通に接している
周りに気づかれるのはちょっと、恥ずかしいしややこしいからだ
葵
「明日、空いてますかっ?」
「予定っ」
菅原
「う、うん
開いてるよ」ニコッ
葵
「明日、近くで祭りがあるんですっ
一緒にどうですか?」
菅原
「行くべ!」
田中
「祭りあんのか?
俺も行きたいッス!!」
西谷
「あ!ズリー!!
俺も連れてって下さいよスガさん!」
葵
(え、ちょ!
私は、スガさんと行きたいのに!!)
澤村
「お、祭りか〜
俺も行きたいな」
葵
(大地さんまで!!)
菅原
「じゃあ、皆で一緒に行くべ」ニッ
葵
(話が進んでしまった!!
うう………
仕方ないか……
一緒に行けるだけでも、嬉しいし)
そして、後日、バレー部みんなで祭りに行くことになった