第17章 ブラザーコンプレックス【岩泉 一】
及川
「ていうか岩ちゃん
悪口"ボケ"しか言えないの?」
岩泉
「右からも鼻血だしてやろうか」
葵
「ダメだよ、お兄ちゃん
ケガ増やしちゃ
ケガすれば、元も子もないんでしょ?」
岩泉
「葵!いつからそこに」
葵
「お兄ちゃんが頭突きしたところから!
ほら、手当するから
及川さんも」
救急箱を取ってきて及川さんの鼻血を止めて、お兄ちゃんのおでこに湿布を貼った
帰り道
いつものようにお兄ちゃんと帰る
葵
「湿布でよかった?」
岩泉
「ちょっと痒いがまあ、せっかく貼ってくれたんだから我慢する」
葵
「ありがとう////」
「それとね、今日のお兄ちゃんかっこよかったよ」
岩泉
「恥ずいから思い出させんな」
葵
「だって、ホントだもーん!!
かっこよかったよ!」
岩泉
「葵、及川の事が好きなのか?」
#NAME#
「いきなり、なんで?
私は、お兄ちゃんが大好きだよ」
岩泉
「そ、そうか///」
葵
「お兄ちゃんは?」
岩泉
「俺も大好きだよ////」
葵
「えへへっ////」
―end―