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【ハイキュー】もしも〜だったら

第1章 当って砕けろ!!


この物語は、私 吉村 美颯のちょっとしたモテ期到来のお話。
そう、あれは私がインターハイ出場が決まって少しの時。

*****

私はいつものように道場に来て、いつものように練習していた。
高校最後で個人だがインターハイに行けるという嬉しさもあり、3年生は私一人という寂しさもある。

私は休憩時間にも、気まぐれで弓を引いていた。
放課後で、太陽が西に傾いている。
そのおかげで、道場はすごく明るい。

私の会は長い方で、きりきりと鳴る。
離れをした私の矢は的に的中した。
と、視界の端に矢道の横に誰かいるのが見えた。

そこには、同じクラスの菅原孝支がバレーボールを持って私を見ていた。
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