第1章 はじまり
ある真夏の真っ昼間
昼飯を買いにコンビニに出掛けていた
太陽に照らされて溶けそうな程...暑すぎる...
そんな中
チャリを一生懸命漕いでいた
「まだつかないの?」
「うるせー。お前重いんだよ!変われよ」
「えー、めんどくさい」
「ったく...なら黙ってしがみついてろ」
「はーい」
俺は佐々木 海斗 ――ササキ カイト―――――
歳は今年で16になる
俺を乗せてチャリを漕いでるのは
佐々木 禅斗 ――ササキ ゼント―――
歳は今年で18
俺の兄なんだよね
今は昼飯の弁当買った帰り